




(写真:竹久直樹)
みなさん!本サイトで2021年1月20日から翌年1月19日までの1年間毎日書いた日記をまとめた『日記〈私家版〉』を365部限定で発売します。
販売は主にBOOTHのショップで行いますが、そのほかいくつかの書店で取り扱われます(取扱店を随時以下に追記していきます)。
取扱店 (在庫状況は各店舗にお問い合わせください)
日記屋 月日 (下北沢)
本屋 B&B (下北沢)
ジュンク堂書店池袋本店
ブックファースト新宿店
以下、本書の基本情報と、せっかくなので制作ノート的なものもちょこっと書いておきます。
クレジット
発行日:2022年4月1日
著者・発行者:福尾匠
デザイン:八木幣二郎
印刷:藤原印刷株式会社
製本:鈴木製本
仕様
定価:3200円(税込)
本体:B6版、リング製本366ページ(本文用紙のみ、表紙なし)、専用外箱付き
制作ノート
最初に考えたのは作るとしてもあんまりたくさん刷りたくないということで、それはそんなに売れないだろうからということもあるし、在庫を抱えるのは嫌だということもあるけど、いちばんは自分の日記が1000人の部屋の本棚にあるのはなんだか気味が悪いなと思ったからだ。だから「私家」版として、ある程度日記の更新を追ってくれていたひとたちに届くくらいがちょうどいいなと思って、365日書いたのもあって365部限定とすることにした。
造本については1ページ1日で機械的に割り振って、かつ、見開きじゃなくて360度めくるリング製本にするというのは早い段階から考えていたことだった。1日がページを跨がずにスパスパと切れていく感じがいいだろうと考えてのことだ。
さらに表紙を付けずに本文用紙だけを綴じることによって、めくっているうちにどこが始まりでどこが終わりなのかわからなくなるようなものにすることにした。そうすると強度が問題になるので、バインダー状に折った厚紙を本体とは別に添える(それが収納時の保護にも読む時の台紙にもなる)ということも考えたのだけど、結局蓋付きの外箱を発注することにした。どっちがいいか難しいところだけど、フラジャイルな本体をカチッとした箱にしまう感じが日記の気安さと私秘性の共存と響きあっていて気に入っている。
デザインは八木幣二郎さんにお願いした。こんな小さな企画を快く引き受けてくれたのも嬉しかったし、ここまで書いてきたような思いつきを具体的なモノとしてまとめるのは大変だったと思う。突飛なアイデアが紙の質感から組版まで統一感のあるデザインになっているのはひとえに彼のおかげだ。
推薦コメントの募集
広告も書店への営業も帯文もなくそれは自主制作である以上そういうものなのですが、tfukuo.com流の販促として、日記読者の方の推薦コメントを募集しようと思います。私家版を手に取った感想でもいいし、まだ買っていない方の本サイトで日記を読んでいて思ったことでもいいです。以下のコメント欄にご記入ください。
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