8月10日

 日記を書くのが嫌で先延ばしにしていたらもう昼の3時。昨日は何をしたっけ。哲学の学会誌に載る書評のゲラを返した。原稿依頼のメールが来て、まだそのままにしている。塩と柚子に漬けられた鰹のタタキが美味しかった。松江に来て10日が経って、何かものを考えるということへの切迫を感じにくくなってきたような気がする。車移動が多いし、近所に雑踏というものがないので、刺激が単調なんだと思う。こういうとき読書は捗る。あとツイッターは雑踏代わりになる。すれ違いざまの観察や思いなしもその場に残せる。雑踏に見えて実際は映画のエキストラみたいに選ばれた人ばかりなのが難点だが。嫌だが書いてみればほんのちょっとだけど飛べる。最長距離は仕事で出せればいい。ここではなるべく悪いコンディションの平均距離がわかればいい。

投稿日:
カテゴリー: 日記