11月11日

大切な用事で出かけていて他方でグループチャット上で重大なトラブルが持ち上がって身の置き所がなく、しかもいずれも書きにくいことなので二重三重に困っている。普段ならこういうときはその日あったこととは関係なく考えていることとかを書いてしのいでいたのだが、そういうわけにもいかないくらい困っている。「とにかく間が悪かった。しかしその間の悪さがたんなる間の悪さとして捌けないのも、この2年くらいで積み重なった屈託ゆえだと思うので、これを解きほぐすのにはある程度時間を要するかもしれません。僕がいまいちばん心配しているのは〓〓さんと〓〓さんの心理的安定なので、とにかく間が悪かったのだと気に病まずにいてください。また近々ゆっくり話しましょう」とは言ったものの、僕に何が話せるというのか。何もないだろう。説得したいわけでも励ましたいわけでもないし。でもそういうデタッチメントの果てにこういう状況があり、無神経な僕だけがのうのうと過ごしているのだとしたら? そう考えるととても怖い。僕の楽しいことの延長線上に誰かの楽しいことが交差していればいい。それは前提だ。でも彼の言うとおり出会いは奇跡でも再会は奇跡ではないとして、その奇跡ならざる再会にまつわるリスクを誰が負うのか。いま誰が、組織的な後ろ盾も公的な口実もないなかでその「強者」の役を買って出ようと言うだろうか。分断より解散をというのは前提だ。でも前提は誰も救わない。僕は友達にその前提を振りかざそうというのか? わからない。

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カテゴリー: 日記