日記の続き#94

終電で馬車道駅まで乗って、そこから30分ほどかけて歩いて帰ってきて、日記を書くのが遅くなった。夕方から六本木でろばとさんと大和田さんとお茶をして——本当は3人で森美術館の展示を見るはずだったのだが、大和田さんと僕が大幅に遅刻して(ふたりとも朝まで起きていて3時集合なのに寝坊で遅刻したのだ)われわれふたりはただお茶をしにいくかたちになった——途中から合流したささけんさんとふたりでつるとんたんに行って、こないだのインタビューの小さな打ち上げとしてうどんを食べた。これだけのことでもワンセンテンスに詰め込もうとするとだいぶ無理がある。ともかく、われわれはそうして駅前の椿屋珈琲にひたすらコーヒーをおかわりしながら4時から10時までたむろし、ささけんさんと開いている店を探して六本木の街を徘徊し、つるとんたんでうどんを食べて、終電に乗って解散した。歩いて帰っていると近所の公園で子供たちが遊んでおり、とうぜん親が同伴してはいたが不思議に思った。木曜日から妻が実家に帰っていて、ここ数日は家にひとりだったのだが、明日法事を終えて帰ってくるらしい。