日記の続き#114

歌舞伎町で布施さんとトークがあって、打ち上げを抜けて終電に滑り込んで車内で日記の下書きを書いたのだがなんだかうまく書けなくて消して、横浜駅からタクシーで帰ってきて、晩ご飯を逸していたのでコンビニで買った弁当を食べて書いている。車内で隣に酔っ払った男が座っていて、居眠りして頭をぶつけてくるので向かいの空いた席に移動したら入れ替わりで女の人が座って、今度はその人が頭をぶつけられていたので申し訳ない気持ちになった。横浜駅のタクシー乗り場では泥酔して立ち上がれなくなっている人と彼を介抱しているグループが乗車拒否されていた。酒飲みばかりはいつまでも謎だ。高校の頃、成人した兄が泥酔して帰ってきて玄関からも上がれず、母に介抱されているのを見てこうはなりたくないなと思った。父は毎晩ビールを飲んでいたが酔っ払っているのを見たことがない。タクシー運転手に日ノ出町のところを曲がる道でいいですかと聞かれたのでなんでもいいと言った。それにしても打ち上げもセットで楽しめるトークイベントは久しぶりだった。配信無しのイベントをしつこいくらいやっていく必要があるんだろう。こないだひと悶着あっただけに布施さんとは立場の違いを出発点にして、その実質的な意味を探るという方向性で話せて、それでかえってお互い素直に話せたと思う。来ていたお客さんのコミットメントも強かったし、ツイッターだと怖い人だと思っていたけどぜんぜん違ったという感想もあった。気持ちはわかりますと言った。それにしてもどうしてかささけんさん、大和田俊、布施さんとアーティストとの対談が続いた。さいきん(聞き手としての)喋りを褒めてもらえることが増えて嬉しい。