8月15日

 起きて一昨日の日記を書いていなかったことに気づいて動揺して、昼に13日の、夜に14日の日記を書いた。横浜も雨で、寒いので靴下を履いた。短めの原稿の打ち合わせをzoomで。日記について話したりしたのだけど、こないだ書いたエッセイも日記のことを書いたし、自分で書いている日記について書いて仕事にするのも大概だよなあと思う。でもなんというか、コロナ禍でもドゥルーズでも展示でもなんでもいいが、すでに公的なものとなっている対象について書いて、それによって文章の社会的な地位が——対象に紐づけられた読者層とともに——あらかじめ確保されているということがどういうことなのかわからなくなってきたんだと思う。

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カテゴリー: 日記