9月23日

とくに何もなかったので、風呂に入っているときに思い浮かんだ場面を書く。足の爪切るときとか、右手で爪切り持ってて右足の小指の爪切るの難しいときとかないですか、体が突っ張っちゃって。ああ。それと似た感じで、アゴの左側のほうがヒゲの剃り残しが多かったりするんですよ、僕右目が効き目で、左側を鏡に向けると、目が届かなくなっちゃうんです。いや、それはよくわかんないです。効き目どっちですか。わかんないですね、ないんじゃないかな。ないってどういうことですか。

もうひとつ。彼はその日のレジュメが配られると、鞄からモバイルスキャナーを取り出して、iPadに繋いでスキャンし始めた。なんとなくみんな黙って、作動音を聞きながらそれを見ていた。待たずに進めるのも変な感じだし、咎めるようなことでもないし。スキャンが終わった紙を畳んでファイルに入れると、先生がこれは単純に興味があって聞くのだけどというトーンを全力で込めながら、あとでスキャンすればいいんじゃないかと聞いた。彼は後だと書き込みながら聞けないんでと言った。いや、紙に書き込んでスキャンすればいいんじゃないかと聞くと、彼は紙には書き込みたくないと言った。

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カテゴリー: 日記