日記の続き#167

珈琲館。日記メモを開いてみたが何も追記しておらず、頭のなかで昨日から今日までのことを辿りなおしてみる。今はもう夜8時で、書いているのは昨日の日記で、今朝珍しく8時くらいに起きたと思ったら昼にものすごく眠たくなって起きたら7時だった。昨夜寝たのは朝4時で、それまでは作業をしたり家でゆっくりしたりしていた(昨日もこれくらいの時間に珈琲館にいたはずだ)。台風が去って急に涼しくなったのに巻き込まれて、日々がサイクルではなく出し抜けな眠気や空腹の到来にすり替わって厚みが吹き飛んでしまったかのようだ。おそらくそもそも——贅沢な話だが——生活リズムを預ける添え木のようなものが存在しないからこういう出鱈目な感じになるのだが、そのなかでカフェインやらニコチンやらストレッチやら筋トレやらで自律神経をあっちからこっちから引っ張ったり緩めたりしているわけで、世話がないというか、そういう世話のなさ——こうして二歩目ですぐ抽象名詞化する癖がある——に投げ込まれてある感覚が結局のところ好きなのだと思う。