日記の続き#197

珈琲館で作業をしていたら、店長が水を持ってやってきて、コロナ対策の紙を指さしながら90分までのご利用でお願いしておりますのでと言った。時計を見るとたしかにもう3時間くらいいるが、ほとんど毎日来ていてそんなことを言われたのは初めてだったし、長居するときはいつもおかわりするようにしているのでなんだか寂しい気持ちになってしまった。世間話をしたりはしないが、僕が炭火珈琲を砂糖だけ入れて飲むことだってバイトのひともみんな知っているし、自分は「常連」だと思っていたのに。そそくさと出て公園で煙草を吸って、スーパーで夕飯の材料を買って帰った。