日記の続き#207

岡山で観光。丸一日かけて岡山芸術交流の主要会場三つの展示と後楽園を見た。後楽園を囲む高梁川で妻と桃の形の足漕ぎボートにも乗った。岡山出身なのに岡山の街についてぜんぜん知らない。久しぶりに街で話される若者の岡山弁を聞くと、彼らはなかば関西弁っぽいイントネーションで話していて、これは千鳥のふたりの影響だろうと思った。つまり、千鳥が岡山弁のキツい部分をそぎ落として作ったミクスチャー的な言葉が「岡山弁」になってきている。みんな地方から出てきた大学生みたいな話し方だ。ここも地方なのに。僕はどうだったか? 僕は大阪に出てから、書き言葉で喋れるようになるまで4年間くらい黙っていた。