日記の続き#213

コメダ珈琲で作業。隣の席に注文を聞きに来た店員が「カツパン」にはからしマヨネーズが入っておりまして、こちらを普通のマヨネーズにすることもできますがいかがいたしましょうかと言うと客がからしマヨで大丈夫ですと答えたのだが、僕はからしマヨネーズと言われてからしマヨと返すことなんてできないなと思った。なんというか、からしマヨという言葉なんて知らないふうに振る舞うべきだし、さらに言えばからしマヨネーズという言葉を初めて聞いたふうに、あるいは「カツパン」にからしマヨネーズを入れるのはちょっと思いつかなかったというふうに振る舞うべきだ。店員は少なくとも非からしマヨ的世界を生きているわけで、こちらが勝手にそれを台無しにするべきではないし、言葉を大事にするとはそういうことなのだ。しかしこの場合、「カツパン」とは何なのか。