日記の続き#225

静かな日。日記を短く済ませて、外に出て本を読んでメールを返した。1回1万円のレクチャーの依頼に、1万と1.5万では嬉しさがぜんぜん違うので1.5万にしてほしいと言うとすぐにオーケーが出た。

読みさしになっていた西川祐子『日記をつづるということ』を読み進める。子規が『ホトトギス』で読者からの日記を募集して掲載していたことは知っていたが、らいてうの『青鞜』でも全国の青鞜社社員から日記を募っていたらしい。

晩ご飯はクラムチャウダーにしようと思ってスーパーに行くと、小ぶりの黒い韓国産のアサリと大きめの北海道産のアサリがあって、少し値は張るが北海道産のほうにして、帰って酒蒸しにして身を取り出すと思っていた半分くらいの量にしかならなかった。