日記の続き#364

まいばすけっとに入る。軒先にガラスの壁を通して外に向いている縦長のデジタルサイネージに目をやると、星座占いが表示されていて、双子座は星三つ中ゼロ個で「雑になる」というコメントが書いてあった。そんな雑なコメントってあるだろうか。

寝付けないときに試すことが無数にあるのだが、夜、新しいものを思いついた。頭のなかに走っている思いなしを、タイピングするところを思い浮かべながら言葉にしていくのだ。キーボードがはっきりと思い浮かべられるわけではないが、キーの位置と指の運動のなんとなくの対応を感じることはできる。強制的に思いなしがゆっくりになって眠れる気がする。ふつうにしていると瞬間的なスピードでたくさんのことを考えているように感じるけど、それはべつに「考え」ではない。