3月4日

昨日水道橋にいたわけだから、今日また神保町に出てくるのは、もったいない感じもする。もう講読も15回目になるが、まだどういうルートで神保町に出るのがいいのかわからない。浅草線に乗り入れる京急で三田まで出たり、東横線で渋谷まで出たりする。いつからか帰りのルートは三田線で内幸町に行って、そこから新橋駅まで5分ほど歩いて上野東京ライン(わかりにくい名前だ)で横浜まで戻るのが習慣になっている。なにより品川と川崎にしか停まらないので速いし、疲れていたらグリーン車に乗れる。それで、行きもそのルートで行くことにして、新橋で降りて神保町に移動する前に見つけたドトールに入って準備をした。内装が完全に仕事場として利用することを想定したかたちになっていて、とてもいいドトールだな、こういうのは東京にしかないなと思った。ひとりひとりに与えられたスペースにゆとりがあって、東京の悪いドトールのように体の幅ほどに区切られたスペースに押し込められることもない。いわゆるフラグシップの店舗なのかもしれない。喫煙ブースはふたりしか入れないのだが、あるだけありがたい。灰皿の上の壁に葉巻を持って本のページをめくる手元を写したモノクロ写真が架けてあって、敵意はないとアピールしていた。

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カテゴリー: 日記