今後のサブスクの方針について

いままで「アウトレットル」という名前でやっていた月額400円のサブスクを、値段はそのままで名前を「日記」に変えて、毎日更新にすることにします(アウトレットとフランス語で文字・手紙を意味するレットルを掛けていたのだが、ほとんど誰にも伝わっていない気がする。そもそも名前がよくなかった)。

もともと月約4本のエッセイを載せるということでサブスクを始めたのですが、軽いものでいいとわかっていても「原稿」だと思うと自分で勝手にハードルを上げて、負担に感じて先延ばしにしてしまっていました。去年まで3年間続けていた経験からも、毎日更新のほうがかえって書きやすいし、僕自身の生活のありかたにとっても、読者の方々の日々のひとつの読点になるという意味でも、毎日更新のほうがいいのではないかと思います。

なんというか、日記を書いていたときのほうが、感想や「いいね」のような明示的な反応がなくても、読者のひとといい感じで握手できていた、というか、その沈黙や距離がいい感じなものとして感じられていた、という感じがあり、日記をやめて『非美学』や『ひとごと』を出してから、沈黙が怖くなってしまっていたなと思います。でも基本的にはどこまでいっても読者は「サイレントマジョリティ」なのであって、沈黙がキツく感じられる状態は健康的ではないなと。

さきほどさっそく今日の日記を書いたので、ぜひ講読をよろしくお願いします。