6月6日(「続・左手のない猿」へ)

ある写真家の作品集への寄稿依頼があって、作品の批評というより、作品に直接関係なくてもいいからエッセイ的な文章を、ということだった。僕はそもそも現代美術と関わったのが展示内企画で『シネマ』について5時間連続で講義するのが最初だったし、どうしてか「作品に直接関係なくてもいい」というかたちで関わることが多い。とはいえ何でもいいわけではないだろうし、「左手のない猿」について書いたブログを送って、これを膨らませてちょっと思弁的なエッセイにするのはどうかと提案すると、作品集も1万2千年前にホモサピエンスが定住を始めたことが作品集のテーマでもあるので、ぴったりだと返ってきた。すごい偶然ですね!と言ったが、それがはまるだろうということには確信があった。作品の感じや依頼の文面やタイミングでそういうのはわかる。

午後はずっとフィロショピーの準備。8時まで準備して、8時から2時間喋る。自分としてもかなり手応えがあったが、コメントでも好評だった。絶対おもしろいのでぜひ受講してほしい。まだ3期目だが「日記の哲学」はフィロショピーの最高傑作になりそう。

集中して準備をするために煙草を3本吸ってしまった。これでもう最後の箱も吸いきったのでこれからが本当の禁煙ということになる。いまのところ大きな変化はないが、視力が上がった気がする。

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カテゴリー: 日記