6月19日(パスタ)

豚バラ肉のブロックを買って、焼肉用くらいの厚さに切って、塩を振りラップをせずに冷蔵庫に入れておくと、ゆっくり乾燥して自家製のベーコンができる。そのまま入れておけば1週間ほどもつので、パスタやチャーハンの具に使う。今日はこのベーコンとフレッシュトマトのパスタを作った。ベーコンをゆっくり炒めて油を出して、カリカリになったベーコンを取り出して油のなかでにんにくと唐辛子を熱して香りを出し、トマトとアンチョビを入れて、トマトを自分の水分で煮詰めていく。茹で上がった麺を合わせて茹で汁で水分を調節し、刻んだ大葉、エクストラバージンオリーブオイル、パルミジャーノレッジャーノを加えてざっと混ぜて皿に盛り、上からベーコンを散らす。

長いことパスタを作ってきて、水・油・塩・うまみといったエレメントが連続的なパラメーターとして見えるようになってきた。モジュラーシンセサイザーのようなものだ。こないだの天ぷら屋のボウルの話もそうだが、モジュラーシンセサイザーになってからが物作りの楽しいところだ。

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カテゴリー: 日記