1月30日

「要するに、原因はうまくいかないものにしかないのです」

————ジャック・ラカン『精神分析の四基本概念』

 昼寝をした方がいい日記が書けるのかもしれないと思い、寝てみたら思ったより寝てしまい日付を跨いでいた。

 その日あったことを書くことは、毎日を現在で充填することだ。この場合、起床から就寝までのあいだに食べたものとか会った人とかやった仕事とか何らかのフレームに寄りかかって日々の出来事を圧縮することになる。(いつかまたこの)現在に追いつくための「タグ」。それは日記というより日誌的なものに近づくだろう。この日記は今のところそういうものではなく、日々のスカスカ感、「今日」というものの脆さに寄りかかって書かれている。

 今朝、昨日の日記を書くのに1時間もかかり、そのうえあんまりよく書けなかったのでヘコんでいた。昨日は都内に出て人に会って展示を見てといろいろあったし、とくに展示についてはちゃんと書かなきゃと思ってしまいダメだったんだろう。固有名には雑に扱える角度からアプローチする必要がある。とはいえあんまり何にもないと日記について日記で書くことになってしまう。