10月20日

今日で日記を初めて丸9ヶ月。手を抜こうと思えばいくらでも抜けるし、頑張ろうと思えばいくらでも頑張れる。初めの何ヶ月かはその塩梅がわからず、というか、そこに塩梅という観念が存在することにうまく馴染めず、頑張ったのに反応がないとか、手を抜いて恥ずかしいとか、そういうことばかり考えていた。それがすっかりなくなったわけでもないが、日々のサイズ感を楽しむという視点も育ってきたと思う。正直に書くことと事実を書くことが相容れないこともある。それは正直に書いているうちに小説になってしまうこともあるということで、そういう感じはここまで続けてきてはっきりとわかるようになってきた。でもこれは日記で、その相容れなさは振り切ることのできない条件としてあるし、だからこそ日々にしがみついたり振り落とされたりする生活の楽しさと脆さが書けるのだと思う。あと3ヶ月。たまにもっと続けてほしいと言ってもらえることがあるが、収まるところに収まってもつまらないので少なくとも毎日日記を書くということは1年きっかりでやめる。ちなみに今日はなるべく手を抜こうと思ったら思いのほかハネたというパターン。

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カテゴリー: 日記