12月17日

家にいるときは日が暮れるにしたがって体が冷えてくる。それは気温とはあまり関係がなく、体が今日は出かけたりしないんだと知って勝手にギアを落とすような感じで、そこで昼寝をするのが気持ちいいのだが、また朝まで起きているのも嫌なので寝るわけにもいかず、なるべく厚着をして起きていた。こないだ筑前煮を作ったときに余った野菜で豚汁を作って、鯖を焼いて晩ご飯にした。ご飯を食べると汗が出るくらい急に温まって、それと一緒に服の下で体がどうにもこわばっているのに気がついた。羽織っていたダウンベストを脱いで、体を反ったり捻ったりして胸郭をストレッチをして、手をグーにしてあばら骨に張り付いた筋肉をほぐしたり、指をなるべく深くお腹に食い込ませてマッサージしたりしたら、外から帰ってきてコートを脱いで部屋着に着替えたみたいに楽になった。もとから部屋着だったのだが。マッサージといえば体の背面ばかりしがちだがあばらマッサージは簡単でおすすめ。胸の真ん中を走る胸骨の両脇や鎖骨の下、体側をグーでぐりぐりと押して皮膚を動かす。とくに寒がりの人は無意識の緊張が取れて、部屋着に着替えたみたいに楽になるかもしれない。

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カテゴリー: 日記