1月14日

勝手に自分のなかで「背広族」と呼んでいるのだが、まいばすけっとに行くとよくスーツを着た社員がちょっと見にきましたみたいな感じで店内にいるのを見る。コンビニとかとは組織形態がぜんぜん違うのだろうか。生粋の左翼なのかバイト気質なのかわからないが棚を整理するわけでもなく接客するわけでもなく店内を歩いている背広族を見るとうっすらと腹が立つ。なんというか、背広族が店にいると「購買者」を演じて「店員」になった店員と一緒に何かのシミュレーションをしているような気がしてしまうのだ。その場にいない者としてその場を監視し、その場を統治すること。スーツがあればパノプティコンなんて必要ない。演劇のチケットは「いないことにしてもらえる券」だ。気づけば誰かにそれを渡している。豚肉を買って帰って茄子とピーマンと一緒に炒めて食べた。

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カテゴリー: 日記