日記掲示板の投稿数が999件に達し、新規投稿ができなくなっていることに気づいたので新たに作りました(もしその間投稿できなかった人がいたらすみませんでした)。
ルールは同じで以下の通りです。
(1)以下のコメント欄に名前と内容だけを書く(アドレスは不要)
(2)名前は本名やどこかで使っているアカウント名ではなく、このサイトだけの通称を使用すること
(3)日記以外のものは雑談掲示板に投稿すること
ちょうど僕も1年続けた日記が終わって、新たに日記の続きを書き始めたところなので、みなさんもそれに並走するかたちで気軽に書き込んでいただければと思います。
2022/04/08 福尾
「ロングバケーション」の木村拓哉と山口智子に気を取られていて「教場0」の初回を見逃してしまった。それで、TVerで鑑賞。とにかくキムタクがカッコよかった。
青年から中年へのイメージ作りはアイドル出身の俳優がどうしても超えなければならないハードルだ。
キムタクはそれをあえて髪を白髪にしメガネをかけることで軽やかに超えたように見える。老けたキムタクは永遠に若い。
ロンバケのボソボソ喋るそれっぽいリアリズムを卒業して娯楽ドラマの喋りの型を強調したのもよかった。
「グランメゾン東京」ではバディー・鈴木京香という華があったけど初回ではそれに当たる女優はいなかった。次回はどうなるのか。
ウォーキング45分のあと糖分補給。ヨーグルト、バナナスライス、くるみ、ドライクランベリーに蜂蜜をたっぷりかける。くるみは事前にオーブンで炙っておくと香ばしい。
夜になっても気温が下がらないのでクーラーをオンにした。
奥さんがあんまり親しくもない近所の人にお金の事とか何でも話すので、人がよすぎると怒ってしまった。でも人がいいことは別に悪いことではないなとか色々思ってしまった。
奥さんはあんまり気にしている風でもなかった。
今日は雲ひとつない青空だった。去年以来久しぶりに洗濯物を外に干した。あっという間に垣根のツタの緑が広がっていてアシナガバチやクマバチがびゅんびゅん飛んでいた。去年サンドイッチを口の中に入れようとした瞬間、ちょうどサンドイッチを狙っていたハチに口唇を刺されて大変だった。しかし凄い確率だ。
Tシャツと短パンでウォーキング50分。腹筋30x2。
この後すこし論考の続きを書こう。
楽しみにしていた中森明菜ファンクラブのALDEA RADIOの初回配信があった。活動再会の日が来ることを思わないようにしていたので、あの声あの喋り方を聴けただけで夢のような気分だった。
ラジオを聴くファンみんなが、声の抑揚や笑い声に体調は十分回復はしていないだろうにもかかわらずエネルギーや活力を感じたと思う。無理している感じがなくてそれもとてもよかった。
あたらしいアルバムも夢ではないと自然に期待もふくらんだ。
質問コーナーの最後に明菜さん自身の曲紹介でSO LONGがかかった。予想もしていなかった展開だった。
余韻に浸りながらTwitterの明菜TLを追ってみた。なぜSO LONGを選んだのかというファンそれぞれの思いと解釈に泣けた。ネットは呪いの言葉だけではないのだった。
選挙の投票率は下がる一方だとニュースが言っている。
僕もいい投票者じゃない。理由を聞かれたらただ面倒くさいと答えるのが一番近いと思う。
頼まれもしないのに世界がーとか書いているのだから無関心なのではない。世界は変わったほうがいい。
じゃあ何を変えるのか。
なんにもしたくないとか全部面倒くさいと思うことがある。
たぶん人間は変わるのが面倒くさいと思う神経症のサルなのだ。そしてそれは正常だ。
変わった方がいいのは世界ではなく面倒くさがり屋の僕なのだ。ということで論考はこの線にそって書き換えることになった。
ウォーキング50分、腹筋30x2。
これは面倒くさいけれどけっこう続いている。
すこし青いけれど新キャベツが美味しそうだったので面倒くさいが千切りのサラダにした。それにQPのごまドレッシング。あとアボカド、玉ねぎのスライスをはさんだスモークサーモンのサンドイッチが朝食。
コールスローがあるけれどキャベツの千切りは比較にならないくらい美味しい。もしキャベツの千切りがまだない時代に料理の鉄人のキャベツ対決があったらロールキャベツにさえ大差をつけるだろう。
細く切るだけでキャベツという材料を料理にしてしまうのが凄い。こういうのが料理だといういい見本だ。葉っぱの味と千切りの味は全然ちがう。
ただできるだけ細く均一に切ったり、水にさらした後ちゃんと水分を切ったりと手間はかかる。
そういえばようやく坂本脳も静まってきた。
論考は精神病のサルという難所が少しずつでも進んでいるので楽しい。
奥さんは朝から出かけた。朝食は目玉焼き、ご飯、豆腐のみそ汁。面倒なのでだし入りみそを使った。
夢の途中で起きたような眠い起床だった。内容は覚えていない。
調子悪いと見る夢が三つあって、中学の好きな女の子の夢はうまく行きそうでうまく行かなくて、空を飛ぶ夢は落ちないように両手で必死に羽ばたいていて、三つ目は坂本龍一とお互いの家を行き来している夢。
もうちょっと夢のディティールを覚えていても良さそうなものだが細かいことは全然覚えていない。精神分析に興味があると言っているのに個別の夢には関心がない。
たぶん夢を解釈するのが好きじゃないのだ。
寝起きが悪く体がすこし重かったのでゆっくりと60分公園を歩いた。
家に戻って生麺のインスタントラーメンを作った。白菜とコーンをごま油で強火で炒めてトッピング。スモークハムを酒と醤油に漬けてオーブンで香りが出るまで焼いてチャーシューの代りにした。あと山盛りのきざみネギ。夜も一人なので洗い物は簡単。
Oからメール。旅行に行きたいというのと坂本龍一のこと。みんなまだ送りきれていないみたいだ。
新聞の浅田彰の追悼文を読んだ。それ以上でも以下でもないドライな文だったけど、センチメンタルになることがない、という文に反応した。
坂本龍一はセンメリが売れることを恥ずかしがっていた。前川清という例外はあるけれどフォークとか演歌とは無縁だった。
もし僕が夢の中でプロデュースするなら氏のセンチメンタルを前面に押し出したい。坂本龍一流のセンチメントの極を聴いてみたい。
Ryuichi Sakamoto & Música Sentiment Band
元ネタは、菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール。
奥さんが食事作り休みなので夕食は奮発して刺し身盛り合わせをテイクアウト。
いろいろ忙しくてウォーキングはなし。腹筋30x2。
論考は読み返して続きをを少しだけ書いた。
YMOのことをあれこれ考えていた。音楽界はソロも多いけれどバンドも多い。思想界は100%ひとりだけどドゥルーズ=ガタリという例外があった。
で、もしゲンロンカフェがバンドなら東浩紀は言い出しっぺ=プロデューサーでバンマスだ。細野晴臣とおなじだ。ゲンロンカフェはYMO。
そういえば細野晴臣はむかし観光とか言ってたなと思い当たり、調べたら観光―日本霊地巡礼という本を中沢新一と書いていた。
細野晴臣は観光客だった。観光客は対象と距離をおくからプロデューサーに向いているのか。
だとしたらプロデューサーの哲学というのも考えられる。アーティストやディレクターは作品だけだけどプロデューサーは色々と政治的だ。どんな哲学になるのか。
プロデューサーは商売も考えるから市場という無意識を読む能力も必要だ。無意識のまとめ役。ここから一般意志へもう一歩か。ゲンロンカフェは一般意志だと飛躍もできそうだ。
こういう連想は楽しい。
ウォーキング50分、帰りにスーパーによって甘いものを買い込む。
論考を少し進めた。
いま思えば僕は坂本龍一に過剰な期待をよせていた。なぜそうなのかは覚えてないけれど、多分ロマンチックな思い、聴きたかったのは超前衛で超ポップな音楽。だから彼のCDを買い続けていた。
超前衛で超ポップって、ケージの無音音楽がヒットチャートの一位になるようなイメージ、または灰野敬二がバカ売れするようなイメージだけれど、これじゃあ僕の想像力が全然足りていなかった。
YMOこそがそれだったのだと今は思う。そのくらいYMOはすごい。インストバンドでピコピコで。
細野プロデューサーの頭の中も凄いけど当時それに反応した日本人もけっこう凄い。YMOファンを分析した人っているのかな。というか日本人は音楽ファンとしては今も世界的にすごい。たぶんファンがミュージッシャンを作っている。
それにしても追悼ツイートでリンクだけとか信じられない。ちゃんとタイプしてほしい。
ウォーキング45分、腹筋30x2。
論考は神経症のサルを書き始めた。
坂本脳があれも書けこれも書けと言ってくる。
坂本龍一はあらゆる音楽のカテゴリーを横断したけれど、ジャズとラテンには興味がなかった、ボサノバは例外。
逆にぼくはジャズとラテンが源流にある。それと歌謡曲。要するにアフリカのリズムと大衆。
坂本龍一の曲を聴くとその瞬間々々の音の配置がスゴイといつも思った。美しい旋律と、そこに忍ばせた不協和音と中谷美紀は追悼していた。言えば空間の音楽。
リズムはどう見ても時間なので、彼の曲が空間が良すぎてなかなか前に進まないじれったさをいつも感じていた。
クラシックはヨーロッパだから教会の響きや劇場の響きが大事なのだろうか。アフリカは外だからなあ。
ラーメンが食べたくなっので夕食は奥さんと外食。
論考はずっと資料読み。
数年前に自分でも何か書いてみようと思った時、ホント何にも書けなくて頭が真っ白になったことが何度もあった。
それが今では、書くことが全然ないという感覚がすごい恐怖だと思うことはなくなった。
昔が書くことのコントロールなら今は自由連想。それにはBGMがあるといい。
音楽を聴きながら勉強する人は多いと思うけれど、BGMは精神分析家のようにそこにいるだけで自由な勉強に入って行ける環境を整えてくれる。
それにしても日記脳がニュースを検索しすぎて坂本脳になってしまった。ニュースのクリックし過ぎは良くない。
ただ坂本龍一と親交の深かった大貫妙子と中谷美紀の苦しみから解かれたという言葉をみつけてよかった。
坂本龍一といえば「千のナイフ」で、最初聴いた時は強烈だった。若い時の男前さと色気は男から見ても惚れ惚れした。僕にとって時代のアイコンでアイドルだった。
CDもたくさん買ったけれど、メロディーよりリズムに反応するので深く聴き込むまでには行かなかった。音楽の好みが先祖返りして流行歌に向かったというのもある。
ただもの凄い音楽の宝庫だというのは分かるのできっかけやタイミングでのめり込むかも知れない。
ここ数年の体調のことは知っていたし両親もそうだったので人生の最後に痛くて苦しいのはつらい。
遺伝とか色々あるけれど50過ぎたら血圧、血糖値、コレステロール値は知っていてもいい。これからはその50までもが大変になるかも知れない。
気持ちのいい陽気の一日だった。
奥さんは友達と朝早く出かけた。娘も友達とどこかへ。
土曜で混んでるかもしれないと思ったけれど天気がいいのでカフェ・レインボーへ。窓際のスタンド席が運良く空いていた。
ごまパンというのを食べてみた。おいしい、ごまは万能だ。
公園付近を一時間ウォーキングして遠回りして帰った。
夕食は一人なのでテイクアウトにしようと思ったが、生うどんが残っていたので肉野菜煮込みうどんをかつおだしから作った。きざみネギをたくさんかけておいしかった。一人なので皿洗いが楽。
松本卓也『人はみな妄想する』でラカンの神経症と精神病の鑑別診断を復習。線がたくさん引かれているのにほとんど覚えていない。
日記脳のパーセンテージが中々下がらない。というか何を考えても日記調になっている時もある。
何本も連載を抱えている人の頭はどうなっているのだろう。たぶんどんなことにもいつかは慣れるのだろう。
表向きは世界がーとか、人間はーとか論考で書いているけれど死んだ両親のことを書いているんだと思う。
銀行危機は大事にならないみたいでよい。インフレの峠はもう少し先か?
ウォーキング50分、公園の木も少し緑色になってきた。歩くと生き返ったみたいでよい。
金曜日。1ヶ月と決めて書いていたら、やめるタイミングを逃して今日にいたる。今日で2022年度がちょうど終わるからここでいったん区切ろうと思う。
営業のため、午後2時に会社を出た。大通り沿いに植えられた桜並木は満開を過ぎたのか、風が吹くたびに小雨のように花びらを落としていて、これは入学式の頃にはあんまり残ってないかもなとか、特に親戚に入学する子供はいないけどそういうことを考える。八時から飲み会があるのだけど、今月だけですでに2回あり、3回目ともなるとなかなか財布が厳しい。
火曜日。いつもどおり、仕事。ただ、やらないといけない仕事になかなか取り掛かれずちょっと自己嫌悪に陥る。帰り、薬局によると漢方の試飲をすすめられ、80代くらいの女性の横に座っていっしょに漢方を飲んだ。
水曜日。午前中に子宮がん検診に行く。2年に1度、市役所からハガキが来ることになっていて、今年がその年だった。ついでに乳がん検診もやってもらおうと思ったら、うちではやっていないと言われた。レディースクリニックと書いてあるからなんとなく女性の医師かと思っていたらふつうに男性の医師だった。
午後から祖父宅に行くが、祖父は不在。代わりに母と昼食をとる。母が名刺入れを新調してくれるというので百貨店にいったのだが、結局千円は出すことになった。帰りに雑貨屋でリンスを購入して晩に使ったら、香水みたいにキツイ匂いで気持ち悪くなった。
木曜日。出勤し、同僚と一緒に一年分の書類をシュレッダーにかける。帰りに知り合いへのお祝いの品を買いに梅田阪急に寄った。1万円くらいで考えていたが、1万も出すとちょっと高級になりすぎるし嵩張るという理由で、結局5千円くらいものにする。5千円と言っても玉露なのでそれなりに高級。食品売り場をぶらついていたら、刺身がたべたくなったので阪神百貨店に移動してセール品のお寿司を買った。千円のやつがレジに持っていったら600円になって、とても得した気分で帰宅した。どのネタも美味しかった。
肌寒い中いつものコースをウォーキング、45分。
夕食は、娘が旅行から帰って来たので盛りだくさん。スパイシーフライドチキン、サーモンの塩焼き、揚餃子、キノコともやしとレンコンの温野菜。焼きビーフンも。
けれど娘は友達と出かけてしまった。まあ弁当を作るからいいのか。
品数も多いし揚げ物もあったので皿洗いと後片付けは結構時間がかかった。そのあとコーヒーをいれる。牛乳がなくなったので、冷凍していたやつを明日のために自然解凍。
論考は山場に入った。神経症のサルを念頭に置きつつ精神病のサルを考える。どうなるんだろう。
天気がいいので裏庭で朝食。ツナサンドとレタス、トマト、アボカドのサラダにごまドレッシング。
鼻血の治療に耳鼻科へ行って来た。以前と同じ所からというので浮き出た血管を強めに焼いて処理したとのこと。そんなに痛くはなかったけれど髪の毛を焼いた匂いがした。煙も見えた。
アレルギーで粘膜が弱っているのに痒みで鼻をさすり過ぎたのが原因だった。
まあこれで心配しないでプールに泳ぎに行けるからよかった。
夜は論考を書き進める。ディスクールの基本構造の真理は、真理と信じられているものだと思いつく。
寝る前に腹筋、30x2。
『罠の戦争』最終回を観た。草彅剛の鷲津亨が知らないうちに権力に憑かれる展開に巻き込まれた人の混乱を、全部きれいに最後に回収していた。
何百万人も観ているテレビならではの、これしかないという展開と見事な終わり方。水戸黄門もここまで進化したかー。
演技では片平なぎさが凄かった。
僕の冬ドラマ1位はダントツで『夕暮れに、手をつなぐ』だったけれど、北村匡平さんの冬ドラ Tweet には入っていなかった。
いいねボタンも訪問者カウンターもないとてもミニマルでニュートラルな感じのサイトデザインなので公開だけど非公開みたいで書きやすい。
何よりも背景のグレー、普通この色は使わないと思う。ためしに調べてみたら#b5bcbaで純粋なグレーではなかった。確信犯的な色づかい?
雨が降り出しそうな中をウォーキング45分くらい。湿気が多いのか少し汗ばんだ。
夕ご飯は焼き魚・ジンジャーソース、チャーハン、豆腐のみそ汁、温野菜。
論考は四つのディスクールでつまずいている。何となく分かっているつもりでも書いてみるとボロがでて筆がおそくなる。まあ難所ではないので少し時間をかけて理解しながら揉みほぐそう。