2月24日

 昼寝をして夜寝られないなんて子供みたいだが、寝ようと思えばいつでも寝られるとそういうことはよくある。朝起きて作業をして外で昼ご飯を食べて、前の部屋に着いたとたんにものすごく眠たくなって2, 3時間寝た。片付けを進めて新しい部屋に戻って晩ご飯を食べてだらだらして布団に入ったがしばらくして目が覚めてしまい、朝までゲームをしていた。明るくなった部屋で日記を書かなきゃと思いながら博論の誤字を修正していたが、また眠くなって布団に戻った。日の当たるベッドが気持ちよくて起きたら12時過ぎ。やっと日記を書き始めたがまだ眠い。それにしてもどうしてこうも日記に強い思い入れをもち始めているんだろう。エディタを開いたときには書くことが決まっていることもあるし、今日のように先延ばしにしつつそれでもはっきりしないこともある。変な話だがいまこれが仕事だと感じるのはこの日記だけで、しかもそれを何か——誇張なしで世界にとって——いいことだと思っている。博論のいろいろは恐ろしくキツかったが結局は学生としてやっているし、依頼原稿も好きだけど、締め切りを過ぎたら叱られるとかそういうこととの距離感でやっている部分はどうしても入ってきて、宿題を出す出さないをアイデンティティとするような、大人をどう出し抜くかばかり考えるガキっぽさと裏表だなという感じがする。その点この日記は誰に頼まれたわけでもお金がもらえるわけでもないがまっとうに自立した大人の仕事だという感じがする。

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カテゴリー: 日記