4月14日

 久々に夜書いている。いつからか起きてから前日の日付で日記を書くのが習慣になっていて、これはこれで日記をたんに1日の「振り返り」的なもの、忘れないうちに書き留めるものにせずに、すでにある程度忘れた状態から書き始めることができるのでいいなと思っていた。しかし今度は困るのが起きて1時間以上(それくらいかかることが多い)わりと集中して文章を書くと、もうすでに結構疲れているということだ。加えて、昼過ぎに起きるので朝ご飯を食べたり日記を書いたりなんやかやでひと息つくともうほとんど夕方で、喫茶店も早く閉まる昨今ぜんぜん身動きが取れないし、見たいなと思った展示も映画も今日は動き出すのが遅かったからと先延ばしにしてどんどん終わっていく。こうして寝る前に書けば陽のあるうちにやりたいことができる。布団のなかで日記のことに——今日なんにもなかったけどどうしようと——気を揉む必要もない。起きて、日記を書いて、それで何かをやった感じになり、だらだらして、次の日記に怯えながら寝る。リボ地獄みたいなものだ。その日の日記をその日に書く。素晴らしい発明だ。もう3時だけど。

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カテゴリー: 日記