8月17日

 2週間ぶりに翻訳を進めようと思ったらこれまでの訳文のチェックに時間を取られ少ししか進められず、ちょっとずつでもなるべく毎日やらなきゃダメだなと思った。なんだかんだで日記だけでなくストレッチもここ数ヶ月毎日やっている。わかってきたのは、大事なのはどの筋がどれくらい伸びるかということより、どういうイメージをもてば結果的に体が軽く、広く動くようになるかということだ。たとえば伸脚を深くするとき、軸足の踵が浮いてしまうのは足首が硬いからだと思っていたけど、膝を上に畳みつつ股関節を外転させて重心の位置を調整すれば踵を付けたまましっかりお尻を下ろすことができる。筋を伸ばす以上どこかしら固定しなければいけないが、壁を両手で押しながらアキレス腱を伸ばすような、挟み撃ち的に負荷を局在化させるウェイトトレーニングのようなストレッチは体をほぐすのには向いていないだろう。「股関節周り」とか「肩甲骨と肋骨」とか、そういう準−大域的なレベルでほぐすのには固定と解放の塩梅が重要だ。博論に追い込まれていたときに痛いくらい凝っていた首もすっかり楽になったが、特に首を伸ばすストレッチをやっているわけでもない。

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カテゴリー: 日記