12月15日

気分がどんよりしていたのだがそのことについて日記を書いて、いくぶんすっきりした。日記が嫌になっていたのも、それについて書いて多少すっきりしたのも本当のことで、世話がないというか、日々のあちこちにそういう世話のない両立があるということが日記の条件なのかもしれない。珈琲館で作業して、煙草に火をつけて外を見ると、ひとしきり泣いたあとみたいに、鼻の奥がツンとして眼圧が下がり、頭のうしろがすっとしたような感覚があった。いつから泣いていないんだろうと思った。

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カテゴリー: 日記