日記の続き#189

京都に行く日。イッセイの黒いシャツと白いスエットパンツを着て出かける。シャツに袖を通しながらもう10年くらいこの服を着ているなと思った。学部生の頃、大阪の船場にあるイッセイのお店にたまに行っていて、いつも話しかけてくれる店員の小柄なお姉さんがいたのだが、決まって何着かレディースの服を試着させられた。あれはなんだったんだろう。横浜に住んでからあんまり服屋にいかなくなった。横浜にはいいお店がぜんぜんないし、服を買うために東京にいくのも面倒だ。行きの新幹線で駅で買ったおにぎりを食べて、帰りの新幹線で駅で買ったサンドイッチを食べた。キャンパスのすぐ外のファミマは喫煙者のたまり場になっていて、授業の前後に煙草を吸いながら勘違いした高校生みたいな粗暴な若者たちを眺めている。阪大も横国もこんな感じではなかったので、私立大はやはり別物だなと思う。授業で見るのは院生だけなので、彼らに比べるとぜんぜん元気がない。どちらがいいのか難しいところだ。