日記の続き#202

毎週水曜は京都の日。起きてコーヒーを入れて、飲み終わる前に家を出る時間になって半分くらい捨ててしまう。先週もこうだった。たぶん先々週も。なんとかしてコーヒーは飲みたいので新横浜のスタバで飲み物を買う。スタバのコーヒーはおいしくないという思い込みもあってトリプルエスプレッソラテを頼み、それを片手に持って改札のなかの喫煙所に入るのだが、長居されないように水平の台がまったくないので、煙草を取り出すためにカップをいちど床に置いたりしないといけない。これも先週も、先々週もそうだった。ただ今週は普通のドリップコーヒーにして、やっぱりまあまあだけどやっぱりコーヒーのほうが落ち着く。それで、席に座って、ひとりしか入れない喫煙ブースにいくタイミングを伺うのが億劫なのでニコチンのガムを噛んでいる。コーヒーと煙草は僕をいつも少しの難民状態にするが、僕はそれが好きなのだと思う。落ち着き始めるとどこまでも落ち着いてしまうタチだからかもしれない。

昨夜、いつも歩かない道を歩いて帰っていると、「乳井 NYUI」と書いた表札があった。