7月9日

UFCの平良達郎の試合を見たついでにメインイベントのフェザー級タイトルマッチを見たら、最前列にドナルド・トランプが座っていたが、いちどもカメラは寄らなかった。金網越しに映り込むだけで、誰も何も言わない。明るい金髪と赤いネクタイが画面の隅にちらつく。そのシルエットだけで彼が軍人の前でそうするように目を細めているのもわかった。それはなかなか素敵な瞬間だった。こういう人生もあるのだ。

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カテゴリー: 日記