8月6日

また大和田さん、ハクくんと石をハンマーで割り、篩にかけ、飛び散った石や粉塵を箒とちりとりで集め、残ったものをまた割り、というのを繰り返し、夕方にやっとひとつの27キロの石がすべて砂になる。篩の目を2段階に分けて、さらさらした「海」の砂とひとまわり大きい「川」の砂に分ける。篩はこないだの作業のあとホームセンターの園芸コーナーで新たに買ったもので、それまでは料理用のザルを使っていたのだが、これによって作業の効率が飛躍的に上がる。三人で篩というもののすごさに興奮して話す。ザルは液体と固体を分けるが、篩は固体を等級に分けるもので、ふたつはぜんぜん違うものなのだ。ハンマー、箒、ちりとり、篩で山から海へ。砂を水とクエン酸と混ぜて圧をかけ炭酸水を作り、それを鑑賞者に飲ませる。3人と大城さん、武田さんと寿司を食べに行き、石が割れたお祝いをする。酒を飲んでいない僕がハクくんの車を運転して彼を見送り、残った4人で近くの温泉に入って山に帰った。

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カテゴリー: 日記