9月23日

外に出ると涼しく、ヨーロッパの空港に降りたようだと思う。セブンでホットのカフェラテを買う。

原稿20590字(前日比+1423)。3万字くらいに収めたいのだが、どうだろうか。最終章なのだが結論という感じでもなく、いままで書いてきたことを素材に別のことを書いている。自分が書いたものが自分が考えるための素材になる。それはそこかしこで起こっていることでもあるが、一冊の長い本のなかではその思考と素材の連鎖自体がひとつのショーになる。

そういえば原稿のなかでちょうど、「それはショーマンシップに反することだと私は思う」と書いた。なぜ僕は哲学者にショーマンシップを要求しているのか。ある種のあけすけさに居直ることを知的なことだと思っている人間への怒りみたいなものが昔からある。

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カテゴリー: 日記