11月2日

一日中原稿をやっていたが結局終わらなかった。字数的にはもう書かなくてもいいし、内容も面白いと思うのだが、もともと書こうと思っていたトピックにまだたどりついていなくて、それは次回以降に回すとしても別の終わり方を見つけなければならず、それがまだできていない。

「頭を使う」ことと「考える」ことは違うことだと思う。頭は勝手に使われるのであって、たとえば読書ノートを取るより読み終わってから感想を書いたほうがその本の内容をよく憶えられると思う。しかしそれはまんべんなく全体的な内容ではなく必然的に偏った内容であり、頭を使う、あるいは頭を使わせておくというのは、この偏りのジェネレーターとして頭を使うということで、考えるというのは、勝手に生まれた偏りを再度本のほうに差し戻して偏りにそれなりの十全性を宿したり、別のものに繋げたりすることだ。脳は畑で、考えるのは農夫だ。季節があって、風が吹いて、虫がやってくる。トラクターがあって、農協があって、道の駅がある。

夜7時頃、イセザキモールを北に一本入った路上で男3人が刺されたというニュースが流れる。通り魔かと思って家を出ないようにしようと思ったが、しばらくすると日本人とタイ料理店員のいざこざらしいという続報がある。酔っ払った日本人グループが店の前の自転車を倒して、そこからケンカになったようだ。

投稿日:
カテゴリー: 日記