11月16日

外で作業。またあいだに丸亀製麺を挟む。書いて、詰まったらノートにその時点で頭にあるプロットを書き出す。かつて「パラグラフ・パッド」と名付けて使っていた書き方だ。かれこれ同じトピックについて4通りもプロットを作っている。1段落進む。プロットを作る。続きを書き出してみたものの、あるセンテンスの途中でつっかえる。さっきと少し違うかたちで論点を整理する。やはり書けない。その段落をエディタの下の方に追いやって、別の言い回しで始めてみる。実際は文献との行き来もあるので作業はもっとこじれているが、そうやってあちこちで壁にぶつかりながら蟻のように書いている。このやり方がいいのは、懊悩がそれはそれでひとつの作業になることだ。それで楽になることはないが、書けなさを内面化しなくてすむ。

投稿日:
カテゴリー: 日記