11月22日

京都へ。名古屋までに「言葉と物」第6回のゲラを返し、京都までに日記を書いて、そのあいだ2回喫煙所に行った。ゲラにはあまり手を入れない。校閲からの指摘を半分くらい受け入れて、ちょっと勇み足になっているセンテンスや形容詞をいくつか削ったり、動詞の能動受動や助詞を入れ替えたりする。初稿を渡すときにぼんやり今回は1行空きのところで区切って節タイトルを入れたほうがいいかなと考えていて、ゲラを見てみてそのほうがよさそうなので入れた。iCloudのデスクトップに置いていたゲラのファイルをiPadのPDF Explorerでゲラを開いて、ペンで赤を入れて、節タイトルは読みやすいようにテキストボックスを置いてタイプし、そこにペンで線を引っ張る。そうすると本文ページ内で「A-7」という系列の区切りと節の見出しが干渉することになるので、今回の記事タイトルの手前に「A-7:」と書き足して、Googleドライブにアップロードして編集者にリンクを送る。編集者からすぐメールが返ってきて、節タイトルのほうを一字下げにすれば「A-7」との階層関係を示すことができるので、「A-7」の位置は本文冒頭のママでもいいのではないかと提案される。そういうことならそれでいいですと返す。名古屋駅で停まる。いちど喫煙ブースに行って、戻ってきて日記を書く。老人の公園将棋クラブ、耳鼻科の子供、朝倉未来の涙について。

投稿日:
カテゴリー: 日記