2月8日

何をすればいいんだっけと思い、とりあえず「言葉と物」の抜き刷りをバッグに入れて外に出て、連載を読み返した。2月末に4ヶ月ぶりの締め切りがやってくる。僕はこんなふうにも書けたんだと思う。

小さな原稿の打ち合わせで編集者と電話。企画として求められていることと、僕がやりたいことにズレがあるので自分の意向を伝えて、いちど持ち帰ってもらう。

ツイッターがXになってから雨後の竹の子のように湧き出て、元日の能登の地震で被災者になりすます大量のツイートで問題になった「インプレゾンビ」の多くは、インフレで経済が崩壊しているパキスタンからのものらしいという記事を読んだ。2022年の大洪水以降、経済を立て直すことができず、去年だけで失業者が150万人増えたらしい。彼らも「被災者」ではあるわけだ。どう考えればいいのか。

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カテゴリー: 日記