5月19日

大和田俊が横浜に来ていて、妻と3人でご飯を食べた。関内で待ち合わせて、サモアールでオムライスとアイスロイヤルミルクティーのセットを頼む。青森は楽しいらしい。自転車で一日に何軒もスーパーを回って、トマトがない店があったり、先週旬だったものがもうなかったり、そういう、季節に振り回される流通のありかたから、生き物の疎らさ、以前彼と話した、スピノザの、人間が20人だったとしてそれが19人になっても人間の本質は変わらないという話を介して、では生き物を数えるとはどういうことなのか、神の仕事でもなく科学の仕事でもないとしたらなんなのか、とか、青森に(たぶん)1年しかいないのももったいないなと思う。ちょうど犬と人の疎らな関係について書いたのもあって、頭のなかでそれを仮想的な添え木のようにしながら相づちを打つ。ともかく元気そうだった。

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カテゴリー: 日記