5月28日

 横浜駅まで買い物に出て、帰って昼寝をして悪い夢を見て起きた。人ごみのせいかもしれない。たくさんの人とすれ違って何かが混線するんだと思う。4年前に横浜に越してきて都内に出ることが増えて感じていたのは、東京は人の顔がどこか浮いて見えるということだった。顔が歩いていて、顔とすれ違う。あまりに人が多いので服装とか歩き方とかが後景に押し下げられるのかもしれない。どこにいても駅のエスカレーターみたいに無感動に顔が通り過ぎていく。コロナとマスクで景色は変わったのだろうか。あんまりそうは思わない。前からこんなだった。そういえばまだ夢でマスクをした人を見ていない。

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カテゴリー: 日記