7月7日

風邪がおおむね治って、今日は調節の日にしようと思って風呂とトイレと洗面台の掃除をする。郵便を出してスーパーに行く。夕飯を何にするかなかなか決まらず店のなかをぐるぐる回る。スペアリブが目について、その場でレシピを検索してビール会社のサイトに載っていた、焼いたスペアリブを黒酢と蜂蜜とオイスターソースを煮詰めたタレとからめたものを作ることにして、卵とブロッコリーと食パンを買って帰った。先にブロッコリーを1分ほど茹でてザルに上げて、同じ鍋でゆで卵をまとめて4つほど作っておく。それをタッパーに入れて冷やして、妻が帰ってきてからスペアリブを焼いた。連載2回目の『群像』が届いて、ぱらぱら見返したがその面白ささえ他人事のようだ。書いているときはたくさん読んでほしいと思うが、出てしまうとまあ読まない人は読まないのだと思う。当初はちゃんと読者がつかないと書く気になれないだろうし、この連載を「事件」にするべくあらゆる手を尽くして宣伝しようと思っていたが、やってみるとそんなことを気にしている余裕もない。書いたものが出たときはもうその次の初稿を書き終えているし、さらにその次の締め切りのカウントダウンが聞こえている。

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カテゴリー: 日記