7月18日

よく喋る鍼灸師再訪。散歩は体にいい→おじさんになると散歩をしていると不審者だと思われる→だから犬を飼った→しかし最近の犬は長生きなのでおちおち飼えない→なのでみなさんには細菌を飼うことをおすすめしている→ぬか漬けって言うんですけどね、と、前回とまっまく同じ漫談が始まったので折を見てフランスじゃ犬を売っちゃいけない法律もできたみたいですねと言って向きを変えた。前回は散歩していると不審者に思われるというところでそれがフリなのだと気づかずそんなことないでしょと言ってしまった。脛の骨の外側に沿って指を当てていって、下のほうでここ痛いでしょと言われ、たしかにそこだけ違和感があるので何が違うんですかと聞くとかすかに浮腫んだようになっている、肝臓のツボですと言って、われわれは指に目があるのでと付け加えた。酒を飲まないのは黙っていた。背中が硬くなっていて、頭頂部まで鍼を打たれる。指圧に入って彼が背中を押すと、水風船のように素直に背骨が撓むのがわかる。体を起こすと視界がはっきりするでしょうと言われたが、眼鏡を取っているので視界も何もない。前もそうだったので素直によく見えます。息もしやすくなりましたと言って帰った。

投稿日:
カテゴリー: 日記