8月22日

寿々喜家にラーメンを食べに行くと遅い盆休みで閉まっていた。イセザキモールのやよい軒に向かっていると後ろからゴトゴトという奇妙な音とともにベンツの白いセダンが細い道を黄金町のほうに通り抜けていって、見ると右の後輪がパンクしていて、車体が揺れるごとにトランクから水が流れ出していた。やよい軒から来た道を戻ると最近ベトナム料理屋が入った小さな建物が全焼していた。さっき気付かなかったのは正面は看板も掲げられた国旗も壁に貼られたメニューの写真も綺麗に焼け残っていたからで、隣の空き地から見ると焦げた柱と屋根、2階を覆うトタンの壁を残してすべて灰になっていた。

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カテゴリー: 日記