8月27日

3年ぶんの日記を本にするときに、『日記〈私家版〉』のように個人出版で作るべきなのか、どこか出版社から出すべきなのか、そうするとしてどこに持ちかけるのがいいのか、ときおり考えている。

ルートは未定でも、作りたい物はある程度思い浮かんでいる。3つのバージョンで同時に出したい。

ひとつは普通の本で、造本等についてこちらから具体的に指定するつもりもない。ただ「3年ぶん60万字くらいの日記をあたうかぎりリーダブルなかたちで1冊の本にまとめるとはどういうことか」ということを信頼できるデザイナーに考えてもらって、どういう回答が出てくるのか見てみたい。タイトルは『他人の日記』がいいと思っている。3500円くらい。

ふたつめは硬い1枚のカードに「日記にランダムに飛ぶ」リンクのQRコードとISBNコードがそれぞれ表と裏に印刷されているもの。これを「書籍」として販売する。タイトルは『他人の日記〈普及版〉』。500円くらい。読書バリアフリーと物としての嬉しさの共存のかたちとしても面白いと思う。

3つめは本というよりただのテクストデータで、日記をすべてTXTなりRTFなりHTMLなりにまとめたもの。検索しやすく、生成AIに突っ込みやすい。読みやすくしたければそれぞれ勝手に整形すればいい。こちらはとくに名前もなく、無料で公開する。もともとタダで読めるものなので。

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カテゴリー: 日記