8月31日

ただいま9月1日の午前8時47分。締め切りから7時間遅れで「言葉と物」第5回の原稿1万字ちょっとを書き終わり、煙草を吸おうと台所に行くと箱が空っぽで、コンビニに買いに降りたついでに買ったコーラで祝杯を上げているところ。ここのところ起きるのが昼過ぎを越えてほとんど夕方になり、日記を更新するのも5時とか6時になっていたので、ひさしぶりに朝書いてそのまま起きて夜寝るリズムに矯正したい。煙草を買いに降りながら、それにしても今年はなんという年なのか! と思った。連載はあるし、博論本はあるし、日記はとっくのとうにこちらのネタやトリックで捌ける量を超えてそのつど拾ったものでやりくりしているし、どうしてこれほど負荷の高いものを同時にやらねばならないのか。だいたい家か近所にいるだけなので「忙しい」ということでもないのだが、気が休まる日がない。完全に自分で撒いた種で、来年の収穫まで走りきるほかないのだが、来年は本当に収穫だけして栽培はしたくない。しかし恐ろしいことに、今年で学振が終わるので来年は働かなければならない。収穫にともなう印税だけで暮らすことも計算上不可能ではないが、そうするとせっかく収穫したものを生活費に溶かすことになる。いやいや、先のことを考えてもしかたがない。とりあえず9月末締め切りの「言葉と物」はスキップして1号休載させてもらうことにしているので、10月末までに博論本の初稿を仕上げることに集中しよう。その期間はこの場もその日誌的に使うべきかもしれない。

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カテゴリー: 日記