1月16日

朝、寝ていると家の外壁の工事が始まって、業者が足場を組み立て始めた。もうすぐ外まで上がってきているのが声でわかる。壁を直接叩いているかのような重いハンマーの音が響く。カーテンを閉める。ソファに腰掛けてしばらく音、上と下でやりとりされる声を聴いていた。明るい部屋が見えない音で満たされる。住んでもう4年が経つこの部屋が、箱なのだということを初めて意識する。

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カテゴリー: 日記