2月22日

初稿校正ゲラが届く。校正資料がA4用紙100枚くらいついていて、ゲラにはびっしり指摘が書き込まれている。ちょっと読み進めるたびに目が拡散する。指摘を確認するだけで2000個くらい決断を下すことになるだろう。いちどひととおり表記・センテンスレベルの修正を済ませてからでないと、流れ・パラグラフレベルで再検討することはできなさそうだ。有隣堂で大きめのポストイットを買って、即答できないものについて帰ってこれるよう目印をつけておくことにする。

夕飯を食べて眠たくなったが、ジムに行くことにする。着替えてストレッチエリアに入ると、男が3人ヨガマットを取り出して三角形に並べている。丸く鍛えられた体で仰向けになって、真ん中に置かれたスマホの動画に合わせて腹筋のワークアウトをしている姿は赤ん坊のようだった。帰りは雨で、自転車に乗れないので傘を差して誰もいないイセザキモールを歩いて帰った。

夜中ふと、聞き書き、というが、書くことを聴くことにすり替えるなよと腹が立ってきた。生活史。生活がヒストリーになって嬉しいかね。

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カテゴリー: 日記