3月5日

ようやく連載原稿を渡せた。もうこんな思いはしたくないが、またするんだろう。そもそも先月博論本の初稿を出したときにすでにそう思っていたのだ。ずっと書きたかったことは書き方を変えないと書けない。

博論本の序論と第1章のゲラだけをもってドトールに出かける。このあたりは幾度となく読み返したところなのでいまになってなおすところはあまりない。むしろ書き進めたあとで振り返ってあれが足りなかった、これが不整合だと書き変えたところが浮いており、その部分をまるごと取り去ったり、押しつけがましい反復を減らしたりする。

雨が降って、寒い夜だった。家の机で作業の続きをしていると眠たくなってきて、歯を磨いて寝室に移った。まっすぐに眠気を感じて寝るのなんていつぶりだろうと思った。

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カテゴリー: 日記