3月15日

午後が余生のようで、新しい文章を書こうとしたがぜんぜん進まなかった。早起きのせいかもしれないし、隣の客の会話がうるさかったのかもしれないし、そもそも何が書きたいかわかっていなかったのかもしれない。しかし何が書きたいかわからないと書けないというのも変な話だ。日記を書いても普段の文章を書くのが楽にならないのは、ずっと謎としてあって、本当はなんにも変わらないはずなのだ。ずっと背負っていた博論本を書き終えてもエディタを開いたときの切迫感は変わらず、4月からフリーランスになることだし、このあたりで文章を書く手前にあるもの(あるべきと思っているもの)の整理をするべきなのかもしれない。オーバースペックというか、ガタピシしているというか、でもそれは同じことだろう。

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カテゴリー: 日記