3月17日

デエビゴを飲み始めて劇的と言うほかなく生活リズムが変わって、あまりにあっさり変わるので自分はやはりバカなんじゃないかとさえ思っているのだが、一点、これまでほとんど見なかった夢を毎晩ふたつずつくらい見るようになり、しかもそれがことごとく悪夢である。といってそれが嫌なわけでもなく、GABAのチョコや安眠を促進する乳酸菌飲料が流行るたびに寝れるが悪夢を見るようになると言われているし、街で盛大に痰を吐いているおじさんを見てしまったくらいの、まあ、そういうものだよなと思う程度のことだ。それに内容もすぐ忘れてしまう。ひとつだけ覚えているのが、木のまな板からはみ出るくらい大きな、チョウザメのように表面がぬめっとした、黄色い魚を捌くことになっていて、頭を落とすためにエラをつかむと兜を脱ぐようにガバッと頭が外れて、その下からひとまわり細い頭が出てくる。ひるんでいると後ろから講師のようなひとが、それは「ネコノカシラ」という魚で、そういうふうになっているのだと言うので、僕は、ウマヅラハギというのは聞いたことがありますが、ネコノカシラは知りませんでしたと言った。

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カテゴリー: 日記