3月18日

起きて、昨夜青椒肉絲を作って洗っていないままになっていたフライパンを洗う。鉄のフライパンで、焦げ付きがあったので、水を張って湧かして重曹の粉を入れる。たちどころにもうもうと泡が沸き立って、それが吹きこぼれないギリギリのところまで火を弱める。泡は内側に向かって細かくなり、中心に集まった焦げが底に吸い込まれていく。それをずっと見ていた。いつか炭酸が抜けきるのだろうか。抜けきるより前に目減りして茶色く濁った湯が底面で弾け始めたのでシンクに捨てた。

『存在論的、郵便的』講読は全15回の予定で、それで終われば前回が最後だったのだが、まだ最後の章の最後の節が半分以上残っていて、2回延長することになった。昼にはもう家を出て、とりあえず上野東京ライン——何も言っていないに等しい名前だ——で新橋まで出て、こないだのドトールにまた入って準備をした。それが終わってもまだ講読まで何時間もあって、あまりに一日が長すぎると思った。帰ったら12時で、歯を磨いて寝た。

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カテゴリー: 日記