4月20日

めずらしく、妻が友人とご飯を食べるのについて行った。イセザキモールの龍鳳の前で待ち合わせたのだが、筍料理のコースを予約したひとしか入れず、 とりあえず野毛まで歩くことにした。グーグルマップでレビューが4.7だった小さな焼き鳥屋に入って、僕はコーラ、妻はジンジャーエール、友人のエンジニアは緑茶ハイで小さく乾杯した。料理はどれも美味しかったが、小ぶりでジューシーな砂肝がとくに美味しかった。何度か火災警報器が鳴り、客が渡された箒の柄で天井のボタンをつついて止めるたびに拍手が起こった。ご飯ものはメニューになく、お腹が膨れるものではなかったので別の店を探して歩いて、サモワールにケーキを食べに行く途中で見つけた馬車道のパフェ屋に入った。長いスプーンでつついていると背後のカウンターで気安く店員と話す男の声が聞こえて、ちらっと振り返るとマスクを被ったプロレスラーだった。

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カテゴリー: 日記