昨日『置き配的』の原稿が終わり、今日でフィロショピー第3期も終わり、ようやくひと息つける。なんだかここ数ヶ月、わりと無意識的に追い込まれていたのだなと思う。講義のレジュメを作っているときも、30分くらいすると息が詰まって胸がざわざわしてきて、煙草を吸ったりコーヒーを入れたりストレッチしたりしてそれをいなすということを繰り返して、でもいつも通り、配信を始めて話し始めると頭に血が回って元気になったし、デリダの「プラトンのパルマケイアー」についての話で、かなりクリアに話せたと思う。
夕方、ベランダで煙草を吸っていると、道を歩いているおじさんが空に小さな機械を向け、カラスが鳴いて離れていった。それは小さな懐中電灯のようで、最初、サッカーの PKを邪魔するフーリガンのようにレーザーかなにかを向けているのかと思ったが、たぶん超音波だろう。アパートの前に立ってしばらく空を睨みながらまた降りてきたカラスに機械を向ける。たしかにこのあたりはカラスが多くてうるさいし、ゴミもよく荒らされている。他の通行人が通ると手を下ろして、アパートに入っていった。